熱帯果樹の王様 マンゴー

 我が家の主役、そしてなんと言ってもおいしいマンゴー。
品種は無数にありますが、当園のメインはもちろん「アップル・マンゴー」と呼ばれる「アーウィン」と言う品種です。そのほか、実の大きさが1キロにもなる、「キーツ」。「ペリカン・マンゴー」、「フィリピン・マンゴー」と呼ばれる、「カラバオ」、「バナナ・マンゴー」と呼ばれる「ホワイト」が花をつけました。
 他にも、ほんのり赤みを帯びる「レッドキーツ」、台湾在来種の「キンコー」、新品種「玉文」、ベトナム由来のマンゴーや、糖度が20度にもなる「マヤ」などがあります。


キーツ

 マンゴーの中ではかなり大型の実を着ける品種で、実は一キロ程にもなります。
完熟しても、アーウィンのように落果して知らせず、また果皮の色も緑のままなので、熟期見極めが難しく、販売用にはあまり適さない品種です。
晩成種で開花から完熟までアーウィンより15〜20日長くかかります。

キーツの花です(3月25日撮影)

カラバオ

 フィリピン・マンゴー、ペリカンマンゴーなどと呼ばれ、スーパーなどで安く売られているのがこのマンゴーです。
果皮の色は、黄色っぽい緑です。原産地では、摘果などせずそのまま成らせるため、実が大きくならず、店頭で見かけるのは300グラム程度のものが多いのですが、適度な摘果でアーウィン並みの大きさの実をならせることもできます。
安物のイメージが強いですが、完熟ではなかなかおいしい実になりますよ。

カラバオの実 4月20日(開花から約50日)




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