台風21号 これでもか〜っとやってきた 2004年9月29日
 
 台風襲来前日の28日お昼頃です。若干風は吹いているものの、前回2回の台風に比べると小型で、コースがはっきりしないこともあり、なんかだれもがゆっくりと台風準備をしている感じ。天気も悪くないし、波もまだまだ穏やか。今回は皆、油断気味だぞ^^;



 28日夕方には鹿児島に上陸の可能性が高まり、前回二回と同じように、午前中に上陸の予想が出る。

 
29日未明より暴風圏に入る。早朝には家が絶えず揺れているような激しい風。雨台風といわれていたが、こちらはやはり強い風。18号以上の強風だ!
 開け難い玄関を開けて、家を背に写真を撮ってみる。家を背にしても風で身体が揺れる。少し外に出ただけで体中塩気を浴びる。大量に塩が舞っている。霧のように塩気を含んだ霧雨が降っている。


 29日11時頃。
風が弱まったのを見計らい、ハウスの見回りに。途中やはり塩害で悲惨な畑が目に付く。



 収穫間近のサツマイモ畑。塩害と強い風で葉が黒ずんできている。無事収穫ができるのだろうか?


 ↓2枚は、ソバの畑。もともと雨に弱い作物。この強風、雨、塩水で壊滅状態、悲惨。


 お茶の幼木も葉っぱに元気がない。→



 雨台風とは言われているが、もともと雨の多い南薩で、やはり恐ろしかったのは強い風と、塩害だった。特に、雨が少なく強風のため、塩分の濃い霧雨状の雨で作物に大きな被害が出たようでした。
 我が家のハウスはまだ天井無しの状態。早速ハウスで樹上からジャブジャブ真水をかけて塩気を抜く作業をしました。午後からは吹き返しの北風が強く、ハウスの中は恐ろしい感じでした。

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