台風16号 大きなつめ跡を残して行きました 2004年8月29日〜30日
 29日 午前11時半ころ

台風の強風域に入り始めました。風が強くなってきました。
ハウス周りの片付けと戸締りをしました。まだ、このときは楽観的な見方をしておりました。恐ろしいことが待ち受けているとは(T_T)

 29日夕方から風と雨が強くなりました。
夜には暴風域に入りました。ものすごい音とともに風が吹いてきます。家もがたがたと揺れるほどの風も吹きました。夜中に風は最高潮となりました。ちょうど枕崎でも午前2時台に最大瞬間風速58mを記録しました。

 

 午前9時ごろ、台風は鹿児島へ再接近しました。
暴風域を抜けた3時半頃、やっとハウスの見回りに出られました。

見るも無残な姿になってしまいました。
天井がほとんどやられました。




 天井に被害を受けたところは、その下の木も風が入りばたばたと倒れていました。ぬぬぬ… 言葉が出ません。


 枝の折れている木がほとんど無いのが救いです。ハウスの骨材は無事なので、天井を直したら来年の収穫には影響が無いだろうと自分を励ましつつ、修理の相談のためメーカーに電話しました。




 ハウスからの帰り道、建設途中の堆肥舎が全壊しておりました。
建設現場から200mほど離れた畑にまで屋根が散らばっています。まるで畑に墜落した飛行機の残骸のようです。
 さすがに強い台風だったのだと実感できました。


 18号が同じコースでやってきます。恐ろしいことです。


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