楊貴妃もこよなく愛した ライチー

 最近は、冷凍ものや缶詰でもお目にかかる機会が増えたライチー。ファミレスのサラダバーにまで置かれていることもあり、食した経験がある方も多いことでしょう。しかし、生のライチーを食べたことがある人にとっては、別物だということがお分かりでしょう。
 ライチーは鮮度が落ちやすい果物なので、果皮がまだ薄紅色のうちに食べられる人は幸運な人だといえます。国産のくだもので言えば、巨峰やマスカットなどが近いのかもしれませんが、新鮮な実の歯ごたえとジューシーさはたとえようのないおいしさです。
 完熟期にハウスに来られる方は、我が家の家族と幸運を分かち合えるかもしれません。

ライチーの花です(4月10日撮影)

 ライチーは今年初めての開花なので、詳しいことが分からないのですが、おしべばかりが目立つ花と、めしべというより子房が大きく目立つ花があるようなので、いわゆる雄花と雌花が混在しているようです。
 子房は最初、二つに分かれていますが、成長の過程で一方が成長を止めて落ちていくようです。雌花がうまく受粉すると、結局一個の実が着くのです。

ライチーの実 4月30日

ライチーの実 6月6日

薄緑色で扁平だった実もいよいよ色づき
そして丸みを帯び、大きくなってきました。
収穫は近い!!





平山マンゴー園  お問い合わせ
〒891−0702 鹿児島県南九州市頴娃町上別府6663
TEL/FAX 0993−36−3235



当サイト内の掲載画像および文章の無断転用は固くお断りいたします
COPYRIGHT(C) HIRAYAMA MANGO FARM ALL RIGHTS RESERVED