栂池高原夏合宿へ行きました 2004年7月8日〜10日


 農文協主催、「現代農業」読者の集いが農文協栂池食農センターで行われました。アグリコ、元気ネットのメンバーもたくさん集まるということもあり、マンゴーの収穫、出荷が始まり、身重の妻を残していくのは心苦しかったのですが、毎年ある企画ではないので参加しました。

 栂池食農センターは栂池高原スキー場のすぐ下にあり、白樺の林に囲まれた静かな高台にありました。コンクリート打ちっぱなしの外観は、40年前に建てられたとは思えない、斬新なデザインでした。
 しかし、標高900メートル以上の高原にある研修センターにはエアコンなどといった冷房装置は存在しておらず、気温が30度を超える猛暑に襲われた館内は、涼しげな外観からは想像できないほどの暑さと湿度となっており、鹿児島の気候を思わせるものでした。

 

 まずは外での撮影術講習です。効果的に光を捉えてものを撮影する技術について学びました。

 空の青さ、雲の白さをきっちり表現しながら人物の顔をしっかり撮影する、日中シンクロ撮影です。人間のみならず植物などにも応用の利く技術ですね。


 そして、透過光線を活かした植物の撮影術の講習です。
 館内には支配人土屋さんの作品のストーンペインティングがいたるところにディスプレイされていました。


 夜にはストロボを使用した商品撮影術の講習もありました。ストロボを2個以上使用した、「多灯バウンス撮影」は、雨の日や夜間の商品撮影を可能にする画期的な撮影技術です。
 多灯バウンスにて撮影した作品例です。


 早朝は、栂池高原最高の眺望を誇るという、研修センターの屋根に上がり、日の出の撮影にチャレンジです。
 前日の宴会の酒が残り、屋根の傾斜ですっかり水平を失い早々に撮影をあきらめた御仁もいらっしゃったとか。

 私も朝日の撮影にチャレンジ! って言うか、農家でありながら朝日の昇るところは最近見ていなかったので、とても新鮮でした。

 朝日に染まる北アルプスの峰です。緑のゲレンデの奥に雲の切れ間から顔を出しました。
後から聞いたのですが、白く雪のように見えるのは岩だそうです。

 最終日。研修の総括をホームページにまとめる「元気ネット」面々です。やっと高原らしい涼しい風が流れ込む喫茶室での穏やかな朝の様子です。

 まさか、この後に恐ろしい雷が落ちることとはこのとき誰も想像していなかったのです。

 あっと言う間の3日間。
マーケティング講習、ホームページ作成、そして写真撮影講習と内容の濃い時間を過ごしました。そして何よりも、アグリコ、元気ネットのすばらしい仲間に会えたことは大きな財産となりました。


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