マンゴー産直
マンゴー産直平山マンゴー園
 鹿児島県頴娃町から完熟採れたての
  おいしいマンゴーを全国へお届けいたします

 マンゴー成長記録2005年産

8月5日

 今年の収穫もほとんど終わりました。このハウスに残った実はほんの10数個程度です。実への栄養補給を終えた木は、自分の成長へ栄養をまわすことが出来るようになり、新芽を一斉に吹き出させています。
 これからは、秋から冬への花を咲かせるための木の整理と害虫や病気の防除、ハウスの片付けが大切な仕事になります。

7月11日
次々と完熟を迎え色が変わります。左は主力のアーウィンです。右の写真はいよいよ完熟を迎えた「玉文」の完熟果です。落果後計るとなんと725gもありました。糖度も20度を超えていました。味としては個人的にはアーウィンの酸味と甘みの深みのある味が好きですが、繊維の全く感じられないジューシーであっさりとした甘みは、「玉文」侮り難しでした。
7月1日
 いよいよ出荷が本格的に始まりました。予定より半月ほど遅れています。
今年は、新しい箱を作りました。贈答用はこの時代に逆行する化粧箱、外箱の2重となります。しかし、輸送中のダメージを避けるための生産者としての自己防衛ですのでご了承ください。特に今年は実の個数が少ないため、代替品の再送が厳しい状況です。
6月29日

 梅雨の合間の好天は、実にとっては大敵です。蒸し蒸しと湿度が高い晴れの日は、風もあまり吹かず、ハウス内の温度も35度を超えるほどになります。実の上部は直射日光を浴びるため、表面温度が60度ほどにもなるそうです。実の肩の部分はちょうど日焼けしたようになってしまいます。新聞紙の傘をかぶせて日よけをしてあげます。

6月26日

 日に日に完熟落果する実の数が増えてきました。上の方に見えるのは「小マンゴー」です。不受精果といって、実の中に薄い種の殻は入っていますが、その中に胚が無いので種が大きくならず、そのため実も大きくならないものです。種の中の胚に行くはずの栄養が直接実に行くため、実の糖度が通常のマンゴーより数度高くなるのです。20度ほどにもなります。


6月20日

 いよいよ完熟落果する実が出始めました。今年の記念すべき第一号です。

6月3日

収穫サイズにまで大きくなった実も見られるようになりました。毎日の水かけと週一回程度の養分補給で一味違うおいしいマンゴーへ仕上げていきます。
5月23日

 尺鉢植えのマンゴーにもこの通り、立派な実がつきました。まもなく梅雨入り。天気の良いうちにたくさん栄養分を吸収し、太陽の光をたっぷり浴びると真っ赤なアップルマンゴーが出来上がります。


5月22日

 6月の中旬から出荷予定の早出しマンゴーの実吊りがほぼ終わりました。昨年の台風の影響で葉がだいぶ落ちてしまったために、一樹に着ける実の個数をかなり絞っています。早出しの実吊りが終わると、7月出しのもう半分の実吊りを始めます。


5月07日

 マンゴーの実吊りと同時に、一本の木につけるマンゴーの実を制限するために、奇形果、虫食いや不良果を摘果します。完熟直前にしか糖度がのりませんから、この時期の実を利用する方法がないのが残念なくらい、たくさんの実を毎日落としています。
5月05日

 大人の手のひらより大きくなったこの実は、玉文でしょうか。沖縄より苗を取ったため、品種がはっきりわかりません。苗を購入するときは業者をしっかり選ばないと、ひどい目にあいます。まだまだ成長途上のこの実は、500g超の実に成りそうな勢いです。

4月29日

 天気の良い日が続きます。肥料が効き始め、気温も高めの日が続くために実が急激に大きくなってきました。大きいものでは野球ボールほどの大きさのものも見られます。色もきれいにのっているようです。


4月19日

 6月から収穫予定のハウスではピンポン玉大にまで成長した実がたくさん見れるようになりました。これから梅雨までの間は日照量の多い鹿児島。たっぷり太陽の光を浴び、有機質肥料を吸収してぐんぐん大きくなることでしょう。
 肥料やりと同時進行で摘果、そして実吊りが始まりました。
4月12日

 マンゴーの実の成長に合わせて肥料を一鉢ずつ与えています。鉢内に生えている雑草を取り除き、鉢の大きさに合わせて何箇所かに穴を掘り、有機肥料を与えます。液肥を与えれば楽なのですが、手間にはなりますが、やはり実の味は有機肥料のほうがおいしいようです。
4月4日

 マンゴーの実は早いものは、ビー玉大にまで成長しました。受粉した実と不受精果の区別がだんだんつくようになりました。
まもなく収量予想が立てられるようになりそうです。予約は収量予想が立ってからとなりますので、今しばらくお待ちください。
3月18日

 早出しのマンゴーにはかなり実がつき始めています。
暖房機の最低温度は仕上げの温度近くまで上げています。これから先は、かなりの速さで実が肥大していきます。毎日のみずやりと実に対し有機肥料を与える時期になりました。
3月15日

 7月から8月出しのマンゴーの方も花が満開になりました。暖房機の最低温度の設定は20度近く。2台の暖房機がかなり正確に温度維持をしてくれています。
2月22日

 ハウスの真ん中で仕切り、栽培温度を変え収穫期をずらしていますが、左は早出し(6月中から7月中旬)、右が遅出し(7月中から8月中旬)のマンゴー樹の様子です。ほぼ満開を迎えた早出しとつぼみが上がってきている遅出しの木の違いがよくわかると思ういます。
2月4日

 昨年の台風でハウスの屋根が大破し、苗が相次ぐ強風と潮風により大変痛めつけられました。
その影響なのか、今年は花に病気が出て止まりません。黒く変色した部分は腐って枯れていきます。
苦肉の策として今年は再度薬剤散布をすることにしました。登録経過措置農薬の「ベルクート」という農薬です。灰色カビや軸腐れ病などにも効果があるとのことです。毎年注文いただく方の分だけは最低確保できるように、なにがなんでも病気を止めねばなりません。
1月23日
 開花予定にあわせて昇温をするため、ハウスを真ん中で仕切ります。たった一枚のビニールの仕切りですが、最低温度で10度ほど違うので、こちら側と向こう側では全く生育状況が変わります。6月中旬の出荷を目標に、もう半分は7月中旬からの出荷を目指しています。
1月17日

 最後の薬剤散布が終わったので、保温から加温へ、開花へ向けての暖房機の温風ダクトの用意をしました。
 ゆかに白く見える帯状のものが温風の通るダクトです。ハウスを二つに仕切り、6月収穫用と7月収穫用に分けて温度管理を行う予定です。
1月17日

 尺鉢では窮屈になったマンゴー苗の移植を行っています。この黒い鉢は80リッター鉢と呼んでいるもので、土を入れると鉢全体の重さが100kgほどにもなるため、専用の台車で1鉢ずつ植え替えては、所定の位置に運びます。
1月15日

 今作最後の薬剤散布を行いました。今回は殺菌剤のICボルドーを散布しました。無機銅と消石灰を混合したもので、とても長い歴史を持った、また有機認証される安全な殺菌剤です。
 散布後は消石灰が葉に白く残ります。台風の影響で枝に病気が出ているものが見受けられます。気温の低下、乾燥状態により木が弱ってきているため、特に抵抗性が落ちているため散布を行いました。当園ではこれから先、昇温し開花させ蜂をハウス内に放しますので収穫終了まで一切の薬剤散布を行いません。

1月6日

 年末から急激に気温が下がりハウス内温度が5度を切るようになりました。年末から保温のため暖房機を稼動させていましたが、いよいよ本格的に加温のための準備を始めました。施設園芸農家にとっては、正月といっても、4日からはもうフル稼働モード突入です。
 古くなった温風ダクトの交換、ハウス内の掃除を行っています。
1月6日

 昨年10月の寒さと11月からのぽかぽか陽気で花が咲き出した木が見られます。2月中旬に早だしマンゴーの開花ピークをもって来る予定でおりましたが、暖冬を感じさせる光景です。早く咲きすぎた木は樹形改造用に剪定の対象になる予定です。
 2005年産マンゴーの農薬使用状況

  2005年 02月04日 ベルクート水和剤散布(殺菌剤)

   05年産のマンゴーは、台風によるハウス被害で樹勢の落ちた木にタンソ病、軸腐れ病などの
   被害がなかなか止まりません。普及所からの情報によりベルクート水和剤を散布しました。


  2005年 01月15日 ICボルドー散布(殺菌剤)

   05年産のマンゴーは、台風によるハウス被害で樹勢の落ちた木にタンソ病、軸腐れ病などの
   被害が多く見られるため、防除のためICボルドーを散布しました。


  2004年 12月23日 アドマイヤー乳剤、スプラサイド乳剤散布(殺虫剤)

   05年産のマンゴーは、台風によるハウス被害で樹勢の落ちた木にカイガラムシなどの
   ひどい被害が見られたため、防除のため初めてスプラサイド乳剤を散布しました。


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