2005年1月 マンゴー作業、イベント



23日
開花予定にあわせて昇温をするため、ハウスを真ん中で仕切ります。たった一枚のビニールの仕切りですが、最低温度で10度ほど違うので、こちら側と向こう側では全く生育状況が変わります。6月中旬の出荷を目標に、もう半分は7月中旬からの出荷を目指しています。

17日
最後の薬剤散布が終わったので、保温から加温へ、開花へ向けての暖房機の温風ダクトの用意をしました。
ゆかに白く見える帯状のものが温風の通るダクトです。ハウスを二つに仕切り、6月収穫用と7月収穫用に分けて温度管理を行う予定です。

15日
今作最後の薬剤散布を行いました。今回は殺菌剤のICボルドーを散布しました。無機銅と消石灰を混合したもので、とても歴史を持った、また有機認証される安全な殺菌剤です。散布後は消石灰が葉に白く残ります。台風の影響で枝に病気が出ているものが見受けられます。気温の低下、乾燥状態により木が弱ってきているため、特に抵抗性が落ちているため散布を行いました。当園ではこれから先、昇温し開花させ蜂をハウス内に放しますので収穫終了まで一切の薬剤散布を行いません。


6日
年末から急激に気温が下がりハウス内温度が5度を切るようになりました。年末から保温のため暖房機を稼動させていましたが、いよいよ本格的に加温のための準備を始めました。施設園芸農家にとっては、正月といっても、4日からはもうフル稼働モード突入です。古くなった温風ダクトの交換、ハウス内の掃除を行っています。





2005年産マンゴーの農薬使用状況
  2005年 01月15日 ICボルドー散布(殺菌剤)
   05年産のマンゴーは、台風によるハウス被害で樹勢の落ちた木にタンソ病、軸腐れ病などの
   被害が多く見られるため、防除のためICボルドーを散布しました。


  2004年 12月23日 アドマイヤー乳剤、スプラサイド乳剤散布(殺虫剤)
   05年産のマンゴーは、台風によるハウス被害で樹勢の落ちた木にカイガラムシなどの
   ひどい被害が見られたため、防除のため初めてスプラサイド乳剤を散布しました。




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